検査装置の小型化・コスト削減を実現

パソコン用の拡張ボードで高精度デジタルマルチメータの機能を実現。検査装置をパソコン1台に集約でき、計測器と通信用の拡張ボードが不要となり、検査装置の小型化・コスト削減が行えます。

パソコンからの直接制御でタクトタイムを大幅に短縮

計測器とパソコンを使用したシステムに比べ、計測器からパソコンへの送信時間や通信処理工程が省かれ、直接パソコンに収録してすぐに合否判定が行えるため、検査のタクトタイムを大幅に短縮することができます。

高精度5 1/2桁、完全独立2チャネル同時計測が可能

24bit ΔΣ型A/Dコンバータを採用し、最大5 1/2桁での計測(直流電圧/電流、交流電圧/電流、抵抗(チャネル1のみ対応))が可能です。2つのチャネル間が絶縁されているため、チャネル間に電位差がある場合でも2チャネルの同期計測が可能です。また、最高変換速度1500SPS×2チャネルでの連続サンプリングを実現することがきます。

デジタルマルチメータとしてすぐに活用できる「フロントパネルソフト」を添付

ベンチトップタイプのデジタルマルチメータをイメージしたアプリケーションソフトウェア「フロントパネルソフト」を添付、プログラムレスで電圧/電流/抵抗測定器としてすぐに活用できます。また、このアプリケーションには、ボードとデバイスドライバの状態を診断してレポートする機能を持っていますので、セットアップした実行環境の確認用としても利用できます。

入力信号の大きさによってレンジを自動的に調整するオートレンジ機能搭載

入力信号の大きさによって、自動的に最適なレンジを選択するオートレンジ機能を搭載しています。これにより入力信号の大きさの分からない信号源に対して、レンジ設定なしに測定することが可能です。

同期動作が可能な同期制御コネクタを搭載

最大16枚を同期制御するための同期制御コネクタを搭載しており、ボードを増やすだけで簡単にチャネル増設が可能です。また、アナログ入出力、デジタル入出力，カウンタなど同期制御コネクタを搭載した当社製拡張ボードと連動することができます。ソフトウェアに依存しない高度なリアルタイム制御を行うことができます。