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無線I/0シリーズ絶縁型デジタル入出力ターミナルEUモデル
本製品は、障害物に強く長距離通信が可能でかつ、メッシュ機能に対応しているため、広範囲に点在する機器の遠隔監視・制御などに適しています。その他、入力信号の誤認識を防止するデジタルフィルタ機能、通信異常が発生した場合に特定の出力パターンに変更する機能を搭載しています。
12-24VDCのデジタル信号の入出力に対応しており、フォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)4点とフォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)4点を搭載しています。
提供するドライバライブラリ API-DIO(WDM)を使用することで、Visual BasicやVisual C++などのWin32API関数をサポートしている各種プログラミング言語を用いてWindows用のアプリケーションソフトウェアを作成することができます。
※本製品は、必ずワイヤレスI/Oシリーズのイーサネットゲートウェイ(親機)と組み合わせてご使用ください。
※ドライバライブラリは、当社ホームページよりダウンロードしてください。
※DIO-0404LY-WQ -EUは、EU加盟国でのみご利用いただけます。
伝送距離に優れたサブギガ帯無線に対応
本製品は、入出力されたデジタル信号をサブギガ帯*1の無線に変換し、ゲートウェイへ転送します。パソコンのLANポートから、ゲートウェイを経由して手軽にデジタル信号(12 - 24VDC)の入出力を行うことができます。
サブギガ帯は、電波の回り込み特性がよく、障害物があっても伝送距離(約1km)を伸ばすことができ、電波が混在している環境下でも安定した通信が可能です。長距離通信に向いているため施設間の配線工事なしでネットワーク構築が可能です。
*1 日本国内では、920MHz帯無線を別名サブギガ帯無線と呼ばれています。サブギガ帯無線とは1GHz以下の周波数帯のことを意味しますが、海外では国ごとに使用できる周波数帯が異なっており、アメリカ合衆国では915MHz帯、EU加盟国では868MHz帯となっています。
高い信頼性のメッシュ通信
無線メッシュ技術により、通信が遮断されるなどの状況でも通信ルートを自動で変更し、通信を継続、安定することにより、障害に強い無線ネットワークを構築することができます。
P2P(Peer-to-Peer)モードを搭載
本製品を2台1組で使用することで、イーサネットゲートウェイ(親機)を使用せずに互いのデジタル入力信号を透過出力させることができます。
* ファームウェアバージョン 1.20 からの対応となります。
Windows版 デジタル入出力ドライバ API-DIO(WDM)
Win32 API関数(DLL)形式で提供するWindows版ドライバソフトウェアです。Visual BasicやVisual C++などの各種サンプルプログラム、動作確認に便利な診断プログラムが付属しています。
対応OSや適応言語の詳細・最新情報は、当社ホームページでご確認ください。
DINレールへの設置が可能
オプションのDINレール取り付けブラケットを使用するとDINレールへの設置ができます。
フォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)、フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)
応答速度200μsec以内のフォトカプラ絶縁入力(電流シンク出力対応)4点、フォトカプラ絶縁オープンコレクタ出力(電流シンクタイプ)4点を搭載しています。